甲種危険物試験に受かる

効果的な勉強方法

私の受験記

法規ではこれといって難しい問題は無く、『甲種これだけ!危険物試験合格大作戦』(以下『甲種これだけ!危険物』)で十分勉強していたせいか、満点近く取れていたと思います。性質は少し解答に迷った問題もありましたが、6割以上の正解は確信できました。

化学で焦る

化学の出題範囲を『甲種これだけ!危険物』で扱っている分野と判断し、気体の性質、熱化学、酸塩基などを重点的に勉強していたのですが、当てが外れました。また、消火の問題が多かったのも意外でした。印象に残った問題は次の3つです。

  • 浸透圧(ファントホッフの法則)
  • イオン化傾向(異種金属接触腐食)
  • ヨウ素価

イオン化傾向はうろ覚えの記憶で、またヨウ素価は『甲種これだけ!危険物』の第4編で確認していたのでなんとか凌げましたが、消火の問題数問と浸透圧は間違えてしまいました。

結果

なんとか一発で合格できました。おそらく化学はギリギリだったと思います。

効果的な勉強方法

参考書・問題集

解説が明快で、シンプルなものをお勧めします。管理人が使用したテキストはこちら

化学は浅く広く

化学では、参考書や問題集の内容と実際の試験問題との間に大きなずれを感じました。頻繁に行われる試験のマンネリ化を防ぐため、出題傾向が変わってきているのではないでしょうか。対策としては化学の参考書を山を掛けたりせず、一通り覚えることだと思います。

一方、法規と性質では、参考書や問題集との隔たりは感じませんでした。『甲種これだけ!危険物』だけで十分対応できると思います。必要に応じ問題集も利用するとより良いでしょう。

『甲種これだけ!危険物』での勉強法としてお勧めするのは、第1編の法規の前に、第4編の性質を暗記してしまうことです。そうすることで第1編で、指定数量など危険物名と関連する箇所を暗記し易くなります。

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